静岡県富士宮市佐折
休暇村 富士
(2011.11.08〜09)

 富士山の周辺の大小さまざまな洞窟のうち代表的な「富岳風穴」と「鳴澤氷穴」の見物、「青木ケ原樹海」
「紅葉台」散策の後「国民休暇村 富士」に宿泊。翌日は休暇村の裏山「長者ケ岳」登山のコースです。

山梨県南都留郡鳴沢村へ入ると風穴・氷穴などの看板が目に入ります。
鳴沢溶岩樹型、船津胎内樹形、竜宮洞窟、大室風穴、冨士風穴、本栖風穴、鳴沢氷穴、富岳風穴

この案内図は上が南です
富士山頂から南にある「鳴沢村」(現在地)

現在地中心に「富岳風穴」・「鳴沢氷穴」・「紅葉台」・青木ケ原樹海」などの観光地が点在します

まず「富岳風穴」から見物します

富岳の風穴

入口に模型や説明板がいろいろありました

急な石段を下って風穴へ入ります

風穴でも氷が点在します。
穴内の気温は0度前後でした。

一部は冷温を利用した貯蔵庫になっています。

突き当たりは氷がイッパイ

風穴の見物終わり地上へ出ます

「鳴沢氷穴」へ樹海の中の道を歩きます

青木ケ原樹海

押し寄せたマグマがそのまま固まった「溶岩棚」

続いて氷穴へ

鳴沢氷穴

よく分からない模型

大きくかがんで手をついて進みます

まだまだ続きます

出口です

天気がよければ素晴らしいパノラマが広がる「紅葉台」へバスで移動します

紅葉台

150円を払って展望台へ登りましたが天気が悪く絶景は望めませんでした

              「三湖台」
 この展望台の近くに一段高い場所があり「三湖台」と呼ばれています。
 そこは「西湖」「精進湖」「河口湖」の三つの湖が見えるので「三湖台」と呼ばれています。

「五湖台」
「五湖台」は河口湖近くの足和田山の上にあり「三湖」の他に「山中湖」「本栖湖」の五つの湖が見えるそうです。

天候が悪く評判倒れの紅葉台を後に下山しました

宿泊施設の国民休暇村「富士」へ到着

国民休暇村 「富士」

休暇村「富士」は「田貫湖」の向こうに富士山を望む絶好の位置にあります
(画像は「休暇村富士」のパンフレットより)

翌朝は部屋の中から素晴らしい富士山を見ることが出来ました

刻々と色を変える富士山に感動しました

ラウンジからの富士山も田貫湖の朝映えを写し格別でした

休暇村の見物 村内は広い!

各部屋も浴室も全部富士山に面して設計されています

この休暇村独自の温泉源「富士田貫湖温泉」
富士山の周囲には温泉は出ないと言われていましたが財力に任せて掘り当てました。

右の本館の他に自然体験館やバンガロー村、田貫湖周辺のサイクリングロードと敷地はバカでか

田貫湖周遊遊歩コース

田貫湖をめぐる遊歩道殻の眺めはいろいろ変わり楽しめます

長者ケ岳登山出発

長者ケ岳へは構内の駐車場から出発します。

今日の予定コースは
中央赤丸の「休暇村本館」を@出発し「長者ケ岳」へ頂上で昼食後A尾根道を南へ戻りB尾根道を途中から「田貫湖」へ

出発は休暇村駐車場から

最初は富士山もよく見えました。

富士山は時々木陰から見えます

尾根へ到着

尾根へ出たところで休憩
ここから南へ尾根伝いに「長者ケ岳」へ

長者岳三角点まであと1.8km

樹木の間から田貫湖が見えます

歩きやすい尾根道

案内図のとおりベンチがありました

頂上が近づいた。階段がありました

間もなく頂上です

長者ケ岳山頂到着

長者ケ岳 1335.8m

ここから南へ「天子ケ岳」1330m、北へ「毛無山」へ

まずは昼食

現地の地図は上が西でした

昼食後ゆっくり富士の遠景を楽しみおしゃべり

さー下山です

長者ケ岳下山

田貫湖バンガロー村分岐点です

ここから尾根道を分岐し下ります(あと300m)

帰路に白糸の滝へ寄りました。
「国民休暇村 冨士」から東名高速方面へ出るため県道414号から国道139号へ出る三叉路手前にあります。

白糸の滝

音止の滝

「白糸の滝」
 白糸の周辺案内図の左上隅の「県道414号」の国民休暇村 冨士」から10分程度の「国道139号」と合流する手前にあります。
「曽我の隠れ岩」
 白糸の滝駐車場から1分程度の場所にあります。
 曽我兄弟はこの岩に隠れて、討ち入りの密談をしたと伝えられています。
工藤祐経の墓
 「曽我の隠れ岩」をさらに3分程度進むと「工藤祐経(くどうすけつね)の墓」があります。
 鎌倉幕府の将軍源頼朝が冨士の裾野で巻狩を行い、
その巻狩に同行した家来の工藤祐経をその陣所を曽我兄弟が襲い父の仇を果たしたと言われています
墓の付近が祐経の陣所で、曽我兄弟に討たれた場所だと言われいます。
音止の滝
 駐車場と駐車場の間の「曽我橋」の下流にある滝が「音止の滝」です
白糸の滝と隣接した清流「芝川」の本流にかかっています。
その昔、曽我兄弟が父の仇の工藤祐経を打つ相談をしていた際、滝の音で声がさえぎられたため、
しばし神に念じたところ、一瞬滝の音が止んだという伝説からこの名が残されています。
「富士宮市環境経済部商工観光課」発行の「白糸の滝」より)

            名勝及び天然記念物「白糸の滝」
 滝の元となる川はそれほど大きなものではなく、 本滝の横にカーテンのように広がる滝は、高さ二十メートル幅はなんと、百メートルもあり、富士山の噴火で出来た地中の溶岩の層を流れ通ってきた水が、その岩の隙間から流れ落ちる、他ではあまり見る事がないものです。         (白糸の滝を守る会) 現地説明板より

県道脇の駐車場から滝道へ、お土産通りへ入るとまず「音止の滝」があります

              音止の滝(おととめのたき)
 高さ約25m、幅約5m。 水量は富士山への積雪や上流での降水量などにより大きく左右されます。
 この滝の名前の由来は、建久四年(1183年)五月、曽我の五郎、十郎兄弟が父、河津三郎裕泰を工藤祐経に殺された仇を、冨士の巻き狩りのさいに討とうと計画し、祐経の陣屋近くの隠れ岩で相談した際、近くの滝の音があまりうるさく密談しにくいことを神に嘆いたところ、滝の音がピタリと止まり無事討ち入りの相談が出来たました。
 それ以来「音止の滝」と呼ばれるようになったとの伝説からきています。
                            (滝前の説明板より)

曽我兄弟の遺跡
この近くには曽我兄弟の遺跡が多数あります。
「白糸の滝」を国道へ出たところに「曽我の隠れ岩」と少し離れた所に「仇の工藤祐経の墓」、もあり
「曽我兄弟の墓」は「曽我八幡神社」近くにあります。
時間があったら寄ってみたかった場所でした。

次は「白糸の滝」へ

お土産店の間から見える「白糸の滝」

降り口から見た白糸の滝

下へ降り立つと滝の轟音が岩にこだまして凄いの一言です。

ぐるりと見回すと凄いの一言です。

正面は川の水が流れ落ちるように見えます

側面は伏流水が流れ出ているように見えます。

パノラマ写真にしましたが迫力は出ませんでした。

「音止の滝」と「白糸の滝」は上流の「東電白糸水力発電所」下流で川が二股に分かれ、
一方は「音止の滝」となり一方は「白糸の滝」となり、その真ん中に土産物店の高台があり
すぐ下流で二つの川は合流します、

最後まで見ていただきありがとう御座いました。